Anacondaでpythonの仮想環境作成

Anacondaを使いpythonの仮想環境を作成する際に使用したコマンドをメモしておく。 今まで仮想環境について何もわかっていなかったが、便利なものということを理解した。

仮想環境を作るメリット

バージョンの異なるpythonやライブラリの組み合わせ環境を複数作成できること。 プロジェクトごとに仮想環境を作ることで、バージョンの違いによるエラーなどを避けることができる。

conda コマンド

基本的にAnaconda prompt上でcondaコマンドを打って作成する。windows付属のコマンドプロンプトを用いて作成する際は環境変数PATHにAnacondaのパスを通す必要がある。

なお、Anaconda Navigatorを使えばGUIで仮想環境を作成できる。

仮想環境の作成

conda create -n py36 python=3.6

-nの後に環境名を入れる(py36)。その後にソフトやライブラリのバージョンを記載する(python=3.6)。

仮想環境の確認

conda info -e

作成した仮想環境の一覧が表示。現在アクティブになっている環境に「*」がつく。

仮想環境のActivate

conda activate py36

仮想環境名(py36)を指定する。

現在の仮想環境のDeactivate

conda deactivate

root(base)環境に戻る。

仮想環境の削除

conda remove -n py36 -all